2012.1.28 股関節(太ももの付け根)のお話⑯

代表的な②骨切り術をご紹介します。

今回は、臼蓋(屋根側)に対する手術です。

*棚形成術(たなけいせいじゅつ)

骨盤から板状の骨を採骨して、これを足りない臼蓋の部分に移植する方法です。臼蓋形成不全が軽い、前股関節症から初期股関節症の場合が良い適応で、比較的手術侵襲が少ない点が特徴です。

*寛骨臼回転骨切り術(かんこつきゅうかいてんほねきりじゅつ)

臼蓋を含めた股関節周囲の骨( 寛骨)を丸くくり抜き、回転移動させて足りない臼蓋を作る方法です。前股関節症から初期股関節症がよい適応で、正常に近い軟骨のある臼蓋を作れる点が特徴です。 

*キアリー骨盤骨切り術

臼蓋の部分で水平に切り、横にずらすことにより足りない臼蓋を作る方法です。前股関節症から進行期股関節症まで適応ですが、骨盤が狭くなるので妊娠の可能性がある女性への適応は慎重に行う必要があります。

*ソルター寛骨骨切り術

臼蓋の発育方向を変える手術です。先天性股関節脱臼治療後に臼蓋形成不全の残存する症例で、3-6歳に良い適応となります。

 

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2012.1.21 股関節(太ももの付け根)のお話⑮

前回、代表的な手術的治療法を挙げてみました。

①筋解離術(軟部組織手術) についてのお話です。

股関節周囲の筋肉を部分的に切り離し、緊張をとることにより股関節にかかっている圧力を低減させる方法です。

これにより、痛みが軽減し、関節が動きやすくなることが期待できます。

前股関節症から初期股関節症に適応がありますが、関節自体の形が治るわけではないので、将来症状が再発する場合も多いと言えます。

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2012.1.15 股関節(太ももの付け根)のお話⑭

【変形性股関節症】の治療についてのお話の続きです。

いよいよ手術的治療法についてのお話です。

①筋解離術(軟部組織手術)

②骨切り術(臼蓋(屋根側)に対する手術):臼蓋形成術、骨盤骨切り術

③骨切り術(大腿骨に対する手術):内反骨きり術、外反骨きり術、大腿骨頭回転骨きり術

④股関節固定術 =股関節を動かなくする

人工股関節全置換術(THA)

 

様々な手術方法があります。

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2012.1.14 掲載記事

ホームページに掲載記事を追加しました。

【財界さっぽろ】の健康倶楽部には6回(6ヶ月)にわたりコラムを掲載させていただきますので、是非ご一読下さい。

【財界さっぽろ】は、毎月15日発売です。

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2012.1.7 股関節(太ももの付け根)のお話⑬

【変形性股関節症】の治療についてのお話の続きです。

①保存的治療=手術をしない治療法についての最後のお話です。

*温熱療法:関節や筋肉の痛みを和らげ、血液の流れをよくします。ホットパックや極超音波のほか、温泉や家庭での入浴も効果的です。

*薬物療法:消炎鎮痛剤(除痛目的で使われますが、あくまでも対症療法(除痛)で原因療法(病気を治す)とし ての効果はありません。しかも、長期連用は胃腸障害や肝臓・腎臓などの副作用を引き起こす危険があり、また痛みがとれて無理をしてしまえば逆に股関節症を 進行させてしまいます。あくまでも他の保存療法との併用・補助と考えてください。消炎鎮痛剤入りのパップ剤(湿布薬)や軟膏は、副作用が少なく使いやすい のですが、皮膚の弱い方はかぶれに注意してください。

各種のサプリメント:グルコサミン、サメの軟骨、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などが、軟骨を再生するとして市販されています。かなり以前より臨床治験が行われていますが、その効果については今だ明らかではなく、医薬品としては認可されていません。服用する場合には、[疼痛の改善に役立つ可能性はあるが、軟骨の再性能については今後の研究待ち]ということを理解しておく必要があります。

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2012.1.1 謹賀新年 2012

新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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